活気に満ちた南部の家
ファトマ博物館に展示されているアルカット・アルアシーリの装飾は、鮮やかな色彩と文化的および幾何学的なモチーフを備えており、アシール州の女性の芸術的感覚を示しています。南部の活気に満ちた彼女たちの抽象的な壁装飾は、ユネスコ世界無形遺産に登録され、世界的に評価されています。
アシール州女性の遺産を紹介するファトマ博物館は自然色に満ちています。同博物館のホールで再生される動画はアルカット・アルアシーリの深い歴史を明らかにし、訪問者にその芸術の美を紹介します。また、ファトマ博物館では家の製品、石、さまざまなサイズの絵画などのアルカット・アルアシーリで装飾されたお土産を購入することもできます。
アシール州女性の遺産を紹介するファトマ博物館に展示された装飾物は南部のアイデンティティを表現する美的で象徴的な意味合いを示しています。三角形は女性を表し、四角形は聖クルアーンの封印を象徴しており、地域社会の宗教的側面の重要性を強調しています。また、アルカット・アルアシーリの装飾でよくみられる同じ長さで並べられた櫛の模様は平等の原則に基づく人間関係という概念を表現しています。
アルカット・アルアシーリの芸術家は、アルファルファから緑、木炭から黒、ターメリックから黄色を抽出し、それぞれの色をアラビアゴムと混ぜて、装飾に使うに消えない鮮やかな色を作っています。
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